1973
真鶴の家
木造2階建て 164.2u

大学3年生の時に、5人の仲間が集まって設計した週末住宅です。
卒業した後も、勤めながら毎週1回、現場の監理に行きました。
建て主の寛容さと工事会社の忍耐には、今でも感謝しています。
伊豆・真鶴半島の崖の上にある敷地から、アメリカ西海岸に建つ、
《シーランチ》という、当時、仲間が心酔していた名建築を連想し、
一生懸命コピーをした記憶が、昨日のことのように甦ってきます。
屋根の形・窓の開け方・材料の選択・空間のつながり・・・・・。
その記憶は、今でも、設計に大きく影響しているように思います。

上の写真は、掲載誌:『都市住宅7405』より抜粋 (撮影/archistrial Haneda)
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